共感 と インプロ 

わたしには、ちょっとしたすてきな習慣があります。

 

セルフエスティームを受講してくださった方々とのFBのグループページで感謝日記を毎日つけています。きょうで209日目になります。 

 

そんな中、いつも明るく毎日感謝の日記をポストしているYさんがこんな事を書いていました。

 

早口を直さないといけません。指摘をありがとう。

 

どなたかに指摘をいただいたのだと思いますが、私の印象では、はきはきしていて、声に張りもあって、小気味いい話し方です。早口という印象はゼロでした。 かえって頭の回転が速くてかっこいい♬ そんな感じ。

 

でも、早口って、そう感じた人がいたということですよね。

 

たしかにどの本だったか忘れてしまいましたが、会話は相手のペースに合わせることが大事。みたいなことを読んだ記憶があります。

自分のペースでどんどん話してしまって相手を置いてきぼりにしてしまう。なんとなく想像がつきます。それは早口が原因とは限らないのかもしれません。もちろんYさんはとっても機転のきく話し方をされるので、『たまたま』早いな と感じた方が親切心で教えてくださったので、ありがとう。という言葉が出たんだと思います。そこもすてき。

 

そんなこんなのエピソードの3日前に『たまたま』インプロのワークショップに参加してました。今回のインプロでの学びは、相手の話をよく聞く。でした。架空の設定から話を広げていくというワークがあったのですが、すべて、『いいねぇ。そして・・・』で話を作っていきます。 まずは相手の言葉をしっかり聞いていないといけません。 二人前の人の作った話を聞いて頭の中にストーリーが浮かんできます。でもそのあとにもうひとりの人が話を付け加えるので、今自分の頭に浮かんだストーリーはかき消されます。おもしろい訓練でした。

 

そのときに思ったのが、共感の威力です。共感して話を聞くときのエネルギーって必ずポジティブに働くということを体験したのです。

 

普段の会話ではつい、『自分だったらどうだろう?』というスタンスで話を聞いているので、別に反対するつもりでなくても、『でもね・・・』で始めていることが多いことに気づきました。 まずは、『いいね。』で受け入れ、話しを続ける。これは日常会話にも応用したい手法でした。

 

Yさんの話をきき、『でもね、Yさんの口調は決して早いとは思いませんよ。』は決してネガティブなコメントではないかもしれませんが、これをインプロ風にいってみたらどうでしょう?

『そうなんだぁ。Yさんの口調が少し早いって指摘してくれた人にありがとうって言えるなんて、すてきです。そして、わたしはYさんの小気味の意話し方が大好きよ。』

 

って言えたかな。

 

まずは、受け入れ、それから話を続ける。ちょっと意識してやってみようと思いました。

 

インプロは少しかじりだしたばかりなのですが、いくつかのルールがあるようです。

 

  • Say “Yes… ...  いいね。 と言う。
  • Listen in the Present. ... 『今』に耳を傾ける
  • Make Your Partner(s) Look Good. ...  (自分ではなく)相手がよく見えるようにする
  • Understand Your Role in the Scene. ...  場面場面での自分の役割を理解する
  • Realize There Are No Mistakes.   間違いなどないということに気づく

 

どれも円滑なコミュニケーションに大事なこと。

 

たまたまYさんの感謝行を読んでいて、すてきだなぁ。って思えたのは、このインプロのワークを受けたおかげなのでした。

 

という話。