マウンティング会話講座に学ぶ

 

きょうの”たまたま”は、いつもは寝ている時間に”たまたま”見たNHKの『マウンティング会話講座』の話

です。

 

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実はわたし、このマウンティングという言葉の使い方さえイマイチ心得ておりません。

でも司会者(お笑いのアルコ&ピースの平子祐希さんとNHKの杉浦友紀アナウンサー)のやり取りを追いつつなんとかついていきました。

 

大学のゼミが一緒だったという男女4人が久しぶりに近況報告という設定で会話講座が進みます。

それぞれが心の中で自慢したいことがあるけれど、決してストレートに自慢しない。 

そこに司会者のふたりがつっこむ感じで、説明を加えてくれたので何とか理解できた感じ。笑

 

 

【やっと理解できた語彙リスト】-後で調べました。

 

*Y世代 ー 25歳よりも上の世代

 

*Z世代 ー 25よりも若い世代 デジタルネイティブと言われている。

 

*J世代 ー 25歳前後 Y世代とZ世代のジョイントされたという意味で、J世代と、NHKのこの番組が名付けたらしい。

     彼らは社会的貢献に意欲的、多様性を尊重する世代だそう。 

            

マウンティング ー J世代は、人より上にたとうとする行為はことごとくマウントと呼ばれる。

*ステルスマウント ー マウントとは思われたくない、でも自慢したいこと。

*マウントの等価交換 ー マウントっぽくなってしまって、マウントしたと思われたくないので自虐ネタを入れること。

*撒き餌 ー  直接マウントするわけではなく、

*におわせグラム ー インスタに彼氏や彼女がいるような自慢をはっきり出すのでなくにおわせる写真を載せること

 

【よくあるパターンの会話 私がやっっちゃってたパターン】

誰かが話しているとき、どうしても自分の体験とか自分ならどう考えるかという視点で聞いているので、自分も同じような体験をしたり、関連したことをしていたりしたとき、自分の話に持って行ってしまう。 なるほど。 わたしやってました。ごめんなさい。です。これは『傾聴』のクラスでもNGと習いました。

これが今の言葉だと、マウンティングになっちゃうの?   

 

そしてまさにJ世代のKちゃんのこの話をしたら、彼女は、そういうとき、相手の話を受け入れて聞くだけにして、自分の話はしない。そうです。さすが。 きっとこういう人が好かれるんだろう。自分の話を聞いてくれる人。  

 

って話を聞けば聞くほど、J世代そこまで気を使って話をしなくちゃならないの? 何も話せなくなっちゃうよぉ~ って感じです。

 

そうなるとコンピュータにマウントとらない安心の会話をプログラミングさせて、ロボットにおまかせしちゃえばいいんじゃないの?

 

そこで茂木先生に登場していただきましょう。

 

茂木先生が『頭は本の読み方で磨かれる』の本の中でおっしゃってました。コンピューターにできないことは『雑談』だって。

 

つまり、この込み入った話をよくよくかみ砕いて解釈すると、雑談が人間らしいことのひとつなのに、

J世代はあえて、コンピュータに監視してもらった方が安心みたいな、会話を求めているということなんでしょうか? 

 

わたしはここに登場する世代よりもずーっと前(化石とか言われそう)ですが、まぁ、今回のテレビのスキットのJ世代の気の使い方、少し息苦しく感じました。

 

 

おかげで、さっきLINEのグループトークで、すてきな桜の写真と庭のチューリップの写真が送られてきて、キレイ~って。反応したあと、わたしもここ何日かで撮った

とっておきの桜の写真と家のチューリップの写真をシェアしたかったけれど、

 

え?これマウンティングになっちゃう?  ってシェアするのを思いとどまりました。 もっとも私の友人たちはJ世代ではないし、そこまで気を使う必要のない気の置けないお友達ですが。。。 

 

マウンティング講座で学んだことの実践の実験ということで、あえて自分の写真はLINEのグループトークではシェアしないで、ここに載せておきます。へへ

 

 

We learn something new every day.  何かしら学ぶことがあります。

 

 

とりあえず、まだ『マウンティング』という言葉自体完全に理解していないようなので、むやみに使わないようにします。